いよいよ今月末にお引渡しとなり、工事はほぼ完了しています。
アトリエハルで設計した建物の監理でしたが、
設計者とは別の立場で、建築主と施工者の間に立って行う業務です。
(…ということを、実は設計監理一括で受けている仕事では
あまり意識しておらず、設計者としても現場に関わってしまうので、
今回のように明確な立ち位置で仕事をするのは新鮮でした。)
(今回アトリエハルの中でも、設計と監理の担当者が変わったので、
より「監理」という仕事を意識することになりました。)
基本的には設計図書通りに施工されるよう確認をしていくのですが、
図面通りにできなかったところが、いくつか。。
たとえば
天井を張らず鉄骨梁をあらわしたい部屋がありましたが、
うまく納まらなかったので、大梁の下フランジだけ見せて
天井を張ることになりました。
内部建具はポリ合板と指定されていましたが、
これは監理者と建築主側との判断で、
家具に合わせてラワンに変更しました。
設備器具も取り付き、何の建物だかわかるようになってきました。